カミツレベルベットの話
SKY-HIの曲の中で最も重要と言っても過言ではない、カミツレベルベットという楽曲。
ファンからの人気も一番ではないだろうか。
しかし実は、わたしは初めカミツレがあまり好きではなかった。
理由は単純。日高さんらしくないと思ったから。
初めて聴いた時、あの明るい曲調が彼に合っていないと感じた。
そして何より、Everything's gonna be alrightなんて、わたしが大嫌いな言葉だ。
全てはうまくいく?んなわけないでしょ何アイドルみたいな言葉歌ってるんだって思った。
日高さんはそんなこと歌わないと思ってたから尚更、裏切られた感があった。
でもインタビューやライヴを見て、もっと日高さんの深くまで知ることが出来て、Everything's gonna be alrightの本当の意味を知って、わたしはカミツレが大好きになった。
そう、そこで初めて気づいた、今まで自分がどれだけポジティブを否定し続けていたのか。
日高さんは良くネガティブを否定しないでって言うけど、わたしはずっと逆パターンだったんだ。
ポジティブな人は呑気で深くまで考えていないみたいな、そんな偏見があったのだろう。
自分がネガティブ中のネガティブだから、ポジティブが苦手だった。
"全てはうまくいく"
一見投げやりな言葉に思いがちだけど、日高さんはそんな意味で言ってない。
ただのポジティブじゃない、ネガを受け入れた先のポジなんだ。
これに気づいてカミツレが好きになったのは確かカタルシス辺り。
カタルシスでまた人生だいぶ動かされたなぁ……
たまたまOLIVEを聴いていて、なんとなく思い出したから今更ながらブログ書いてみたのだけど。
なんか色んなものに負けそうだったから、自分を奮い立たせる気持ちも含めて、文面にさせてもらいました。
ネガが大きければその分ひっくり返った時のポジも大きい。
痛みを負った分強くなれる。
わたしは、強い自信がある。
リベンジは今ここからだ。